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行ってよかった!『Hapa英会話セミナー』心に残ったJunさんの言葉

トマト、ベーコン、レタス、チーズなどをはさんだサンドイッチ

こんにちは、めいはおです。

先日 『Hapa英会話セミナー』(大阪会場)に参加してきました。

『Hapa英会話』とは、私が数年来愛聴している英語学習者向けポッドキャスト番組

Hapa英会話ポッドキャストへのリンク

音声プラットフォーム『Spotify』でも無料で聴くことができます(有料版もあり)。

※Spotify……音楽ストリーミングサービスの一つで、スマートフォンやPCなどで一億曲以上の音楽やポッドキャスト(インターネットラジオ)を楽しむことができる。無料版と有料版がある。

今回6年ぶりにこの番組のキュレーターであるJun Senesacさんが日本でリスナー向けのセミナーを行う!と聴き、Junさんに会いに行こうとすぐ決めました。

JunさんはアメリカLA在住ですが、お母様が日本人で英語・日本語のバイリンガル教育を受けて育ちました。

一橋大学への留学経験や、石川県での国際交流員経験などを経て、現在英語学習プラットフォーム『Hapa英会話』で日本人向けの実践的な英語をポッドキャスト、YouTube、Instagram、ブログ、メルマガ、オンラインコミュニティなどを通じて発信されています。

今回のセミナーは2本立て。

『日本にいながら身につける実践的な英語力』

『ネイティブとの会話が楽しくなるコミュニケーション法』

私は時間の関係で前半の講義を取りました。こちらは主に日本語でスライドを用いて行われました。

実は後半の方が興味はあったのですが、講義後に思ったのは「今の私に必要な講義は前半の方だった!」ということです。

なぜなら、英語学習を継続するために必要なマインドセットのお話がたくさん盛り込まれていたから!

英語学習において目標を掲げているが、まだまだ到達できそうになくて途方にくれている人、逆に英語学習を続けていても今ひとつモチベーションが上がらないという人。

こうした英語学習の迷子さん(私もまさにそう)にピッタリの内容だったので、私自身もう一度内容を振り返ってみたいと思います!

学びを最大化する方法とは

トマト、ベーコン、レタス、チーズなどをはさんだサンドイッチ

ジュンさん好物の一つは日本のコンビニのサンドイッチ

答えは、ズバリ「Test Yourself」

自分自身をテストすることです。

人間の脳は忘れやすい。

学んでも、1時間後には50%しか頭には残らない、とドイツ心理学者エビングハウスも述べています。

確かに、簡単なことだけど、昨晩の夕食のおかずなら思い出せるけど、その前の晩何を食べたかしら??

だけどこの「一旦忘れたことを無理やり思い出そうとする行為」と、そのタイミングがとても重要なのだそうです。

学んだ直後復習すること」「間隔を空けて復習すること」これらを実践する具体的な方法はこちら!

具体的な復習方法

  1. 思い出す
  2. 要約する
  3. クイズ(小テスト)を作る
  4. 人に教える

また、インプットアウトプットのバランスは3:7がベスト。

インプット、アウトプットの実践例

  1. インプット……フレーズ学ぶ(3分)→参考書読む(30分)
  2. アウトプット…フレーズ例文作成(7分)→問題解く(70分)

学びにつながる3ステップはWatch→Do→Teach

新しいことをしっかりと観察(Watch)し、学んだことを実践(Do)し、それを人に教える(Teach)する、という一連の流れが単純にして最強の学習システムのようです!

特に最後の「人に教える」という行為は一番ハードルは高い。

しかし、この「Teach」という行為は人に理解してもらうためには自分がより深く理解していなければならないということを身をもって実践することができる優れたアウトプット方法なのです。

好奇心のフォーカスをどこに持っていくか

ツナと昆布の入っているおにぎり

コンビニのおにぎりもJunさんの好物だそうです

会話の間、好奇心のフォーカスをどこへ持っていくべきか。

答えはズバリ、「話している相手」です。

Junさんが話されていたことの一つに「自分のミスが気になって英語が止まってしまう(話せなくなる)日本人が多い。」という内容がありました。

かつて英語学習初心者だった自分に当てはまると思い、とても興味深かったです。

日本人の英語学習者はShy(恥ずかしがり)で、間違いを気にする人は多い。

間違いを気にしすぎて「正しい英語でないと話したらいけない」と思い込む傾向は多くの英語学習者に見られます。

もったいないですね。

流暢に話している人や発音のきれいな人と自分を比べ「自分は劣っている」と思い落ち込み、楽しいはずの英会話が苦痛になってくるのです。

実際、多くの英語学習初心者は自分自身のことにだけフォーカスしている場合が多いです。

英語でミスをした自分を、人からも見られていると思いがち。

でも実は他の人も自分にフォーカスしているので、本当のところ、他人はだれも他の人のことは全く気にしていないのです。

コミュニケーションを深めるには、自分のミスよりも相手のことに興味を持って話しかけ、質問し、自分でなく相手にしっかりフォーカスをすることが必要なのです。

このマインドセットは特に英語学習初心者にとって大切といえます。

講義後の質問コーナーでも「会話に詰まったら頭が真っ白になる。どうしたらよいのか。」という質問が出ました。

私もその気持ちがすごくわかるし、でもJunさんは「その経験こそがとても大切なんですよ」と言われていました(記憶が少し曖昧です。これは私の意見かもしれません笑)。

「日本語での答えは分かっていますが英語でどうやって表現したらいいのかわかりません」

→I can say it in Japanese, but I don’t know how to express it in English.

とありのままの自分の状況を英語で実況する、というのも一つの手かもしれませんね。

会話に詰まった時の一言集とか、あるといいですね!

ジャーナリング・独り言を習慣化するには

紙に包まれたフライドポテト

Junさんはじゃがりこもお好き。日本で食べられたかな?これはフライドポテトですが笑

日本に住みながら英語実践力を鍛えるためのオススメの方法として、ジャーナリング(日記を書くこと)独り言(英語で呟くこと)が挙げられます。

それらを習慣化するにはどうしたらよいか。

ズバリ、答えは「具体的に毎日どの場所でいつやるか決める」こと。

こうすると毎日の自分の行動に紐づけられるので習慣化しやすいのだそうです。

例えば散歩の時間に必ず独り言を10秒、即興で話す、など。

事実の羅列だけでなく自分の感情を付け加えるのが重要

何文、何行など量を決めるのではなく、時間を決めておく

タイマーをセットして(10~15分)行う、など。

英文についてはそれを誰かに添削してもらい間違いを確認しておくことが大切なのだそうです!

ネイティブの知り合いがいなくても今ならChatGPTなどAIが添削したり、会話練習を行ってくれたりします。

すごい世の中になってきましたね!

まとめ

最後に、私が今回最も心に残ったJunさんの言葉を紹介して終わりたいと思います。

楽しく英語学習を続ける秘訣として、Junさんが言われた言葉の一つにこんな言葉がありました。

英語学習を目的にしてしまうと、検定や資格取得そのものがゴールになり、それ以降のモチベーションが上がることはない。

 

しかし、英語そのものを楽しむことが目的ならば、歩みが止まることはない。

 

プロセスを大切にして小さな成功体験を楽しんで英語そのものを楽しんでください。

The man who loves walking will walk further than the man who loves the destination.

Work on your process.(Sal Di Stefano)

(歩くことそのものを愛する人は歩いた先の目的地を楽しむ人よりもより遠くへと歩いていくものだ)(試訳)

英語は「手段」。英語学習そのものを目的にせずに英語を使って楽しんでほしい、と。

自分自身の英語との距離というかスタンスが正にそうだったので、この言葉を聞いて「これで正解なんだ」ととても勇気づけられ、参加してよかった、と心から思いました。

もちろんいつか英検1級取りたい!とあがいている最中ですが、自分のペースを大切に、小さな変化や進歩を楽しみながらより長く英語学習を続けよう!と心に決めたセミナーでした!

Thank you!! Junさん!!

Junさんの講義についてほんの一部紹介させていただきました。

ポッドキャストでは2~3名のネイティブがリラックスした雰囲気の中で行う自然な会話が聴けます。

毎週興味深いトピックで話が進むので飽きることがありません!

しかも英語の後にJunさんのわかりやすい日本語解説もつきますので、初心者でも安心してコンテンツを楽しむことができますよ。

Hapa英会話リンクはこちら

Spotifyでも無料で聴けます。「Hapa英会話」で検索してみてくださいね!

Junさんの本もありますよ。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

またのご来店をお待ちしております。