2023年4月26日初フルアルバム「SOLA no SOLO」（インストゥルメンタル）をリリースした、アーティスト藤井空さん。
ピアノ、トランペット、オカリナ、ピアニカそしてエレクトーン演奏と多彩な才能に、色白で優しいマスク、長身。
魅力あふれる藤井空さんとはどんな人なのか、情報をまとめてみました。
藤井空×上野悠ライブ！うわのそらツアーin岡山コチャエ行ってきた
藤井空さんプロフィール
空さんのプロフィールを紹介します。
- 1984年5月20日岡山県で藤井家長男として生まれる
- 里庄町立里庄中学校卒業
- 岡山県立鴨方高等学校卒業
- ヤマハ音楽院エレクトーン科卒業
- ヤマハエレクトーンコンクール2012 第5位入賞
藤井家兄弟のお名前は上から空（長男）、海（長女）、陸（次女）、風（次男）と全て自然に関する漢字１文字で名付けられています。素敵ですね。
そう、次男は、アーティスト藤井風さんです。
空さんとは13歳離れているとのことです。
You Tubeチャンネルでは、風さんとの共演も多くアップされているので、おそらく帰郷の際に動画を積極的に撮影しながらご兄弟で切磋琢磨されてきたのではないかと想像できます。
そんなお二人がこうしてどんどん日本そして世界に知られていくのは、ワクワクしますね。
空さんが影響を受けたアーティストとして、フレディ・ハバード、アラン・ホールズワース、ゴンサロ・ルバルカバ、ジョーダン・ルーデスなどの名前が上がっています。
藤井空さん活動内容
現在空さんは、首都圏を中心にマルチプレーヤーとしてライブで活躍されています。
ソロライブはもちろん、他のプレーヤーさんとの共演も数多くなさっているようですね。
またYouTuberでもあります。
空さん個人のYou Tubeチャンネル「藤井空チャンネル」は登録者3.6万人（2023年5月現在）。
「藤井空作品庫チャンネル」では、藤井空作品のライブ演奏を堪能することができます。
「藤井空文鳥小屋チャンネル」は、音楽とはあまり関係ない？！
いえいえ、この可愛い文鳥たちの存在は空さんの素敵な音楽を支えている大事なファミリーなのです。
文鳥たちはそんなことはつゆしらず、無邪気に空さんの肩や手で羽を休めているところがいいですね。
そんなふんわりとしたゆる～い番組となっています。
その他「solakazeチャンネル」ではご兄弟デビュー前の貴重なお宝映像を見ることができます。お父上譲りの昭和テイストが爆発する渋いチャンネルです。
またInstagram、X(Twitter)などSNS発信もされています。
藤井空さんが音楽を目指したきっかけ
自宅から歩いて数百メートルのところにある音楽教室に通い始めたのが音楽にふれたきっかけだそうです。
最初にふれた楽器はピアノ。そして小学３年でピアノからエレクトーンへ転向。
最初は半ば仕方なく通っていたそうですよ。
今では楽器を習わせてくれた親御さんにとても感謝している、と生誕コンサートでおっしゃっていました。
また、中学・高校では吹奏楽部でトランペットを演奏していたそうですが、もともとニニ・ロッソ、日野皓正に憧れていたお父さんのトランペットで、自宅でも手ほどきを受けたり、練習をされたりしていたようです（お父様も元吹奏楽部だとか）。
実は演奏できるさまざまな楽器の中で一番好きなのはトランペットであることをYou Tubeの対談の中で明かされていました。
若き日の空少年、「音楽の道を進もう」と決意したのはなんと12歳の頃だそうです。
随分早くから将来のことを決めていたんですね。
やはり、音楽を愛する藤井家の家庭環境が今日の藤井空さんのベースとなっていたのは間違いありません。
藤井空さん初凱旋コンサート
2023年5月21日（日）一粒万倍日かつ大安の良き日に、藤井空生誕記念コンサートが里庄総合文化ホールフロイデで行われました。
里庄町役場や中学生の皆さんが、コンサートに訪れた空さんファンを暖かくお出迎えしてくださいました。
この日は好天に恵まれ、気温も夏並みでなかなか暑い日でした。
そんな会場の外で待っているファンのために、玄関付近に突然空さんが登場し、キーボードによるサプライズ演奏をされたのです！
コンサート前に出てきちゃうって、サービス精神どんだけー！とびっくり！！（残念ながら筆者は開演ギリギリの到着だったためこの演奏を見逃しています涙）
ここからネタバレを含みます。
満杯のファンの収容には少々時間がかかり、全員が入場できた時には開演予定時間を少し回っていました。
15分押しで始まったコンサートは、Wアンコール終了まで約２時間半たっぷり（でもあっという間でした）空さんの熱い演奏を堪能することができました。
トランペット＋ピアノでは、右手にトランペット、左手でピアノ伴奏というめちゃくちゃ器用なことを、しれっと軽やかに空さんはやってのけていきます。
後に示すセットリストにあるように、クラシックからジャズ、そしてディスコまで、幅広い音楽のジャンルを空さんは自由自在に演奏して、まさに音を楽しんでいる、そんな様子が伝わってきました。
エレクトーン演奏は、手足４本がすべてバラバラに動いて、アーバンなメロディーを奏でる様子が素敵でした。
空さんのMCは、数曲を演奏した後に入ります。
心地よい低音で、ノンストレスな声色です。
いつかお歌も聴いてみたいものです。
ファンの方の年齢層はざっと見たところ空さん世代から空さん親御さん世代が多く、全体的にファンの皆さんは落ち着いた雰囲気でした。
そんな落ち着いた年齢のお客さんたちをMC１回につき必ず１回は笑わせる、というなかなかハイスペックなMCでございました。
やはりこれまで培われてきたライブ経験があるからこそですね。
音楽は時に静かに、時に激しく。
私のお気に入りの演奏は「星砂」というエレクトーン曲です。
70年代プログレッシブ・ロックのテイストも感じました。でも新しい。
まるで宇宙に漂っているような浮遊感もありつつダイナミックな曲で、オススメです。
静かで熱い情熱を感じた２時間半に、満員のファンも大きな拍手と声援を送り、大盛況のうちに幕を閉じたコンサートでした。
やはり、ライブのインパクトに勝るものはない。
そんな当たり前の大事なことを、空さんのライブで再認識、いやさらに新しく認識させていただくことができて良かったです。
空さん、ありがとう。
客席へのサインボール投げがありました！
空さん練習されたそうですが……ボールが思うように遠くへ飛ばず苦笑されてました。
でも、それもご愛嬌！！ということで。
そんな空さんのおちゃめな所も魅力の1つですね。
でも実はこのサインボール投げ。
空さんにとってある思い入れがありました。
中学生だった空さん。
この同じ里庄総合文化ホールフロイデの会場に吹奏楽部としてステージに立っていました。
当時余興コーナーとして、客席へのサインボール投げがありましたが……
空さんの投げたボールの行方とは……
前方の客席ではなく……
なぜか真横の舞台そで！(笑)
ということで、今回すべて前方向へとボールは飛びましたから、リベンジ達成！！というわけです。
終演後はCD購入者への握手券など、サービス凄すぎました。
もちろん握手していただきました！！
実はとても動揺していましたが、「ありがとうございました。楽しかったです！」と感謝と感動を伝えることに専念し、平静を装っていましたが……
同じ空間、距離0センチ。
ありえなーい！！（まだ夢の中にいます）
幸せをありがとう！！
TEAM空公式Instagramでセットリストをアップしてくださっていました（感謝）。
セットリスト
- カプースチン プレリュード
- 青に染まる橋（Tp.）
- Forest trail
- 熱帯夜
- 空さんぽのテーマ
- TATAMI（Tp.）
- Dancing in the sky～ラストエンペラー～
- Mountain boots（EL）
- Wrap the cup
- Stardust
- Moanin’（Tp.）
- 英雄ポロネーズ
- 星砂（EL）
- I saw me（EL）
- Discoメドレー愛がすべて～君の瞳に恋してる～September
- ザ・ランゲルハンス・アイランド
アンコール
里庄音頭（EL）
Wアンコール
この素晴らしき世界（Tp)
藤井空×上野悠ライブ！うわのそらツアーin岡山コチャエ行ってきた
まとめ
最後に空さん初フルアルバムの概要を記しておきます。
タイトル：SOLA no SOLO
アーティスト：藤井 空
配信日：2023年5月22日(月)
レーベル：CROIX HEALING
収録曲
01. 青に染まる橋
02. 春霞
03. 空さんぽのテーマ
04. 熱帯夜
05. EX.five
06. The sleepy cattle
07. Wrap the cup
08. 文鳥のひとりごと
09. Into the sky
10. ザ・ランゲルハンス・アイランド
All Songs Composed and Arranged by Sola Fujii / Piano, Trumpet, Pianica and Occarina All Performed by Sola Fujii
私のこのアルバムの中での１番のお気に入りは、track10「ザ・ランゲルハンス・アイランド」。
膵臓のランゲルハンス島ですね。
ライナーノーツに「働き者の細胞群」と空さんの言葉がありました！！
空さんにかかるとランゲルハンス島も愛おしい存在に変わってしまいますね。
母校の里庄中学校では「 ザ・ランゲルハンス・アイランド」をお昼休みの時間に校内放送で流しているのだそうです！
故郷の皆さんが空さんを応援する気持ちが伝わってくる素敵なエピソードだと思いました。
そんな里庄町に愛され、そして自らも里庄町を愛するアーティスト、藤井空さんの音楽にこれからも注目していきたいと思います。
SOLA no SOLOツアーが6月の札幌を皮切りに7月の大分まで12か所で行われるそうです。
さらに7月下旬より、津軽三味線奏者の佐藤通芳さんとのコラボよる九州・沖縄ツアーが予定されています(※ツアー終了しています)
三味線＋ピアノ！？
三味線＋トランペット？！
どちらにしても異色の組み合わせで興味津々ですね。
お近くの方々はぜひ参戦されてみてはいかがでしょうか？！
8月9月には「夏の終わりのうわの空ツアー」も控えています！(※ツアー終了しています)
また、テレビ出演の情報がコンサート内で披露されました。
NHK４K放送で今年４月すでに放送されたそうですが、NHKBS放送で７月に再放送されました。
なんとあの野口五郎さんとトランペットで共演されたのですよ！
野口さんのInstagramにもアップされていました。曲は「甘い生活」
すごく高いキーが登場する難しいソロを演奏されていましたよ！！
以上、藤井空さん情報でした。
またのご来店をお待ちしております。
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