2023年3月6日放送のNHKテレビ「あさイチ」で「”ふきん”で暮らしをハッピーに!」という特集がありました。
毎日台所で使う食器用ふきんと台拭きについて、あなたはどうやって清潔を保っていますか?
あさイチは、毎回バラエティーに富んだライフハックを特集してくれるので楽しみに見ています。
50代主婦あさイチ紹介洗髪方法「どんぐりコロコロで1分」とは?
この回は想像以上に、私の人生を変えた放送回となりました。
え、人生変えたなんて、大げさですって!?
いえいえ、たかが、ふきん。されど、ふきん。なのです。
365日使う自宅の「ふきんを清潔に保つ問題(以降『ふきん問題』」。
ふきんって熱湯消毒しても外干ししてもしばらくするとすぐ臭い始めるのでモヤモヤしてしまうのです。
この放送回は、こうした私のモヤモヤを払拭し、「ふきん問題」を解決してくれた神回と言える内容でした。
それでは、どういった内容であったか、みていきましょう。
これで家事が楽になる!50代主婦がやめるべき5つのこととは?
ふきんハッピーライフその①好みの素材でハッピーに
はじめに提案されたのは、ふきんに適した素材の紹介です。
ふきんの素材なんて、ピンからキリまであるけど、しょせん水分拭き取れたらどれでも一緒じゃない?!
と思っていましたが、素材(生地)の特徴を知って使うのとそうでないのとでは、雲泥のさがありました!
やはり、素材(生地)そのものをよく知った上で使えば、素材(生地)の良さを生かすことができますよ。
番組で採り上げられていたふきんに向くのは以下の3つ。
- かや織り生地
- リネン生地
- マイクロファイバー
では、それぞれの生地の特徴を見ていきましょう。
かや織り生地
かや織り生地の利点は、吸水性に優れ、汚れ落ちも良く丈夫で、なおかつ乾きが早い点です。
難点は、使い込むにつれ生地が毛羽立ち、小さな糸の繊維が無数に飛び出す点です。
かや織り生地とは、奈良の伝統工芸で「かや織」と呼ばれる、蚊帳(かや)用の粗い薄織物の生地のことです。
洗えば洗うほど柔らかさを増し、使い心地が良くなるふきんです。
かや織り生地は1枚が大変薄いため通常2~8枚重ねとなっています。
最近は色柄ものも増えているので、お気に入りのかや織り生地ふきんを選んで台所に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。
リネン生地
リネン(麻)生地の利点は、吸水性が高く、丈夫で濡れると強さが増し、またカビや雑菌の増殖を阻止する性質があること。
また、リネン生地には、繊維と繊維をつなぐペクチンという多糖類がふくまれており、静電気が発生しづらく、ホコリやゴミが付着しにくいのも特徴です。
また、汚れが雑菌がつきにくいため匂いもつきにくいのも利点。そして乾きが早いのも利点です。
番組で紹介されていたのは、北欧デンマーク発のジョージジェンセン ダマスク(長い名前!)のティータオル(食器用タオル)。デザインもシンプルでおしゃれなので、台所に存在するだけで、気分が上がりそう。
吊り下げておくだけで、絵画のように楽しめる、とオンラインショップscopeさん。
また、食器かごの代わりにティータオルを広げて食器の水気を吸わせるのもおすすめなのだそうです。
私は洗い桶を廃止して一つモヤモヤを解消することができたのですが、まだ食器かごを廃止する勇気がありません。
これで家事が楽になる!50代主婦がやめるべき5つのこととは?
でもいつかチャレンジしてみたいです。
リネン生地は、洗濯すると縮んだり、シワが出るのがデメリットなのですが、洗濯した後のサイズでさえ50×90センチとかなり大きめなので、たくさん食器を拭くのに適しています。
また同じ製品でもデンマーク産とインド産の両方があるようです。価格も違うので、お好みと用途、自分のお財布に合わせて選ぶといいですね。
マイクロファイバー
マイクロファイバーの利点は、吸水性に優れ、速乾性が高い点です。
繊維が細かく表面がギザギザにとがっているため、吸着力が高く、洗剤なしで汚れを簡単に拭き取ることができます。
デメリットは、ナイロンやポリエステルなどの化学繊維からできているため高熱に弱い点です。
熱湯消毒やアイロンがけ、乾燥機の利用に適していません。
直射日光に当てると製品が劣化するおそれがあります。
また、繊維の表面が尖っているため、漆塗りの食器を強くこすると傷がつくおそれがあり、また肌の弱い人は手荒れの原因となることがあるので注意が必要です。
ふきんハッピーライフその②台拭きの除菌でハッピーに
特に今回は、台拭きの除菌方法の紹介があり、結構目からウロコ!でした。
我が家では私自身、台拭きは水以外のものは拭かない、と決めていても、主人は食品でも汁でも何でも台拭きを使って拭くので、そうするとどんなに洗っても匂いが残るので困っていました。
みなさん、台拭きの手入れってどうやっていましたか?
私の場合、使用のたびに一応水洗いして、広げて干すくらいで、一ヶ月たったら捨て、これまでの食器用ふきんを台拭きへと格下げしていました。
清潔を考えれば、毎日漂白剤につけて除菌するのが正解なのでしょうが、そこまでの余裕はないわ……と思っていました。
交換したてはともかく、日にちが経つと、だんだん台拭き自体をさわるのもちょっとイヤになってしまうくらいで、モヤモヤしていました。
しかし!このあさイチを見て、毎日除菌するための簡単な方法を知り、このモヤモヤを解消することができました。
台拭きを清潔に保つコツ
番組ではまず、台拭きの大腸菌培養実験から。
3パターンの台拭きが登場。
「使用後洗って広げて乾かした台拭き」
「使用なしで畳んで放置した台拭き」
「バンバン使用し絞って丸めた台拭き」
どの台拭きが最も大腸菌が少なかったか。
もう、答えを見なくても分かりますよね。
「洗って広げて乾かした」は大腸菌0個とのこと!
「畳んで放置」は大腸菌15個で、このくらいは問題ないそうです。
「バンバン使用し絞って丸めた」は1134個と最も多く、口に入ると危険。
汚れ+水分+温度=菌が増えやすい
ですから、「汚れて湿った状態で放置された台拭き」が一番良くないので、「洗ってすぐに乾かす」(食器用と混同しない別の場所で)ことが台拭きを清潔に保つ基本と覚えておきましょう。
これって当たり前のはずなのに、結構おろそかにしがちかも……
台拭きの除菌①毎日洗濯
それでは本題の除菌方法です。
ズバリ、簡単に除菌できる方法の1番手は「洗濯」です。
買ってよかった!50代主婦にオススメ!生活を豊かにする家電5選
しかも、手洗いではなくて、洗濯機で回してしまって大丈夫。
えー、ふきんは食器を拭くものなのに、他の洗濯物と洗濯してしまって大丈夫なの!?
かえって他の洗濯物についた汚れとか雑菌とかが、ふきんに付いてしまわないか心配ですよね。
しかし、実験でも洗濯後の台拭きは大腸菌0。分けて洗わなくても他の洗濯物と一緒に洗うだけでOKなのだそうですよ。
そしてさらに日光消毒をすることでより清潔に保つことができるとのことです(あさイチ情報)。
でも、一緒に回せない人は別の時間帯にふきんだけ洗う、という手もありますよ。
台拭きの除菌②毎日酸素系漂白剤につける
市井の人々の生活を独自の目線で追うスタイルで人気のエッセイスト、大平一枝(おおだいらかずえ)さんのエピソードが紹介されました。
毎晩欠かさず行うのが、台拭きの漂白。
それまで、台拭きは「あまり近くに置きたくもないが、だからといってぞんざいにもしたくない」悩ましい存在だったとのこと。
ある日、取材で出会った、とある女性の台所の真っ白な台拭き。
「一日の終りに漂白をします。毎日、真っ白なふきんを使えるのは気持ちがいいですよ。私、きれい好きなんで。」
大平さんは、彼女に見習っておすすめのかや織り生地の台拭きを買い、酸素系(塩素系のようにヌルヌルやツンとした匂いがない)漂白剤で自宅の台拭きの漂白を始めます。
キッチンの水回りを拭き上げ、愛用の容器にお湯を張り漂白剤を入れふきんをつけて30分間、その間に入浴をすませると、ふきんは除菌されて真っ白に。そのふきんをよくすすいでベランダに干す。
夜空に白が2つ、ゆらゆら揺れる。今日も一日ご苦労さん。家事など少しも完璧ではないけれど、台拭きだけは清潔にできている自分をねぎらう。
ずぼらな私でもやればできるじゃん。
白の台拭きが、小さな誇りを毎日与えてくれる。
これを行うことで、心がとても整うようになった、ということなのです!
まさに、人生が一変したといっても過言ではありませんね。
今度は私も大平さんを見習い、台拭きを毎日除菌することに。
私は洗濯機での除菌方法を採用!
超簡単だし、手荒れしやすい体質なので。
洗濯機+除菌のアイデアのいいとこ取りです!
私も他の洗濯物とは嫌だから、一日の台所仕事の終わりに台拭きと食器布巾(ネット)だけを洗剤+酸素系漂白剤で洗って干したら、毎日気分スッキリ!!
これで、「ふきん問題」の解決!!
台拭きを頻繁に使うことも苦痛でなくなり、シンクもよりピカピカに保つことができ、一石二鳥です!!
手描きの北欧風のお皿もリネンふきんでピカピカ
まとめ
今回以下の2点について解説させていただきました。
- ふきんハッピーライフその①好みの素材でハッピーに
- ふきんハッピーライフその②台拭きの除菌でハッピーに
お気に入りのふきんを見つけて、毎日清潔を保つことができたら、台所仕事がより楽しくなること間違いなしですね!
毎日長くいる台所という場所で、気分を上げて生活していくことは本当に大事だと実感しています。
50代にして今さらですが、自分の納得がいかないまま日々に流されてルーティーンと化している家事や習慣がたくさん存在しているように思います。
だけど別の視点から見ると、それは誰かに強制されていることでもなんでもなくて、案外長年の思い込みや「こうしなくてはいけない」とか、自分自身が知らぬ間にしばりを作っていることもあるのだと気づかされることもあるのです。
残りの人生そう長くないのだから、どんどん新たな知識を学びながら、自分ファーストで自分をおもてなしできる方向へと改善していきたいものです。
50代の今だからこそ、もっとアンテナを張り、自分の既存の価値観から新しい価値観へと転換を図っていきたいですね。
そんなヒントをくれたあさイチさんに大感謝です。
この記事を参考に「ふきん問題」を解決し、少しでも台所でハッピーに過ごせるお手伝いとなれたなら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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