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英語絵本のオススメ!子どもの力を伸ばす優れた英語絵本を紹介

絵本を広げて読む子ども

お子さんに少しでも英語に触れさせたいママにとって、英語絵本の読み聞かせにはどんな本がいいのかな?って気になりませんか?

単にストーリーを楽しむものから、子どもの観察力を伸ばすものまで、英語絵本はバラエティーに富んでいて素晴らしいものが多いですよ。

私も子育て時代にお世話になったオススメの英語絵本がいくつかありますので、紹介していきたいと思います!

オススメ英語絵本①人気作家の絵本

人気作家の絵本は、ぜひともチャレンジしていただきたいと思います。

お子さんだけでなく大人も夢中にさせる愛らしいキャラクターが登場しますよ。

ピーターラビットのおはなし

最初に紹介するのは、イラストも大人気の『ピーターラビットのおはなし』です。

対象年齢:3~7歳 72ページ

作者ベアトリクス・ポターとピーターラビット誕生について

  • ベアトリクス・ポター(1866~1943)は16歳の時、家族で避暑地として訪れたイングランド北部湖水地方の町ウィンダミアに魅了され、39歳でロンドンから湖水地方に拠点を移し、そこで創作活動を行う
  • イングランド湖水地方のウィンダミアを舞台とした4匹のうさぎのお話を、かつての家庭教師の息子さんに絵手紙に描いて送る
  • 36歳の時(1902年)に描いた『ピーターラビットのおはなし』を自費出版し、最終的には23 作の絵本を世に送り出し、その後世界中のこどもたちに愛され続けるシリーズとなる
  • 晩年は牧羊と湖水地方の自然保護活動に力を注く

2022年は、ピーターラビット発行120周年の記念の年。日本でも記念行事が開催されたようですよ。

ピーターラビット公式ホームページ

湖水地方が近代化されずに当時のままの姿で保存されているのは、ピーターラビットの絵本で成功を収めたポッターが一帯の農地を購入したためであり、現在でも世界中から多くの観光客が訪れています

あらすじ

いたずら好きのピーターは、お母さんのいいつけを守らずに、マグレガーさんの畑に忍びこみます。

レタスにさやいんげん、はつかだいこんを食べて、パセリをさがそうとしたそのとき、ばったりマグレガーさんと出くわします!

さあ、大変!

「どろぼうだ!」追いかけまわされたピーターは新しい上着を脱ぎ捨てて、命からがら逃げ出します……。

はたして、ピーターは無事家に帰れるのでしょうか?

注目ポイント

なんといっても絵の美しさ!色彩の優しさ!そして動物たちの生き生きとした表情に注目です!

フロプシー、モプシー、カトン(コットン)テール。ピーターの妹たちの表情も、可愛いですよ。

本の装丁の美しさ、ユーモアのセンス、ハラハラドキドキの冒険など、120年前の創刊とは思えない新鮮な魅力にあふれています。

英語の文はやや長め。お子さんに絵を見せながら、英語をさらっと読んだあと、ストーリーを解説してあげてください

ピーターのいたずらで、おっちょこちょいなキャラクターは、時代を超えた愛されキャラだと言えるでしょう。

絵本の効果

『ピーターラビットのおはなし』の読み聞かせで期待される効果3つをあげてみます。

  • 繊細で美しい絵が、子どもの美的感覚を養ってくれる
  • 子どもの好奇心や冒険心をかき立ててくれる
  • ママと一緒に読むことで、怖い場面を克服することができ、親子のきずなが深まる

参考ページはこちら↓

英語絵本の読み聞かせで楽しく子育て!3つの効果を解説!

おやすみなさいメイシーちゃん

次もイギリスの英語絵本です。

メイシーちゃんシリーズは数多く出版されていますが、娘たちも大好きだったこちらの本がオススメです。

対象年齢:2~5歳 24ページ

作者について

  • ルーシー・カズンズ(1964~イギリス)は両親とも画家で、高校から美術科に進み、ロンドンの王立芸術大学ではアートを専攻し、在学中に描いた絵本が1988年のマクミラン賞で入選し、翌年にはボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞した
  • シンプルな絵独特な筆のタッチ鮮やかな色使い、そして生き生きとしたキャラクターが人気の秘密といわれている

白いネズミの女の子メイシーが主人公の絵本シリーズは1990年に発表されて以降、世界の様々な言語に翻訳、出版され、子どもから大人まで世界中で愛され続けています

あらすじ

メイシーちゃんは白いねずみの女の子で、明るく好奇心旺盛。新しいことにチャレンジするのが大好きで、料理や楽器の演奏も得意です。
毎日の暮らしの中にあるちょっとした冒険を楽しんでいます。
おやすみまえにメイシーちゃんがすることは?歯をみがくこと、パジャマにきがえること。
いえいえそれだけではありません。
だけど、いつも通りのおやすみ前ルーティンに問題発生!?
メイシーちゃん、無事眠ることができたかな?
注目ポイント
作者カズンズの作品には、赤・青・緑・オレンジ・黄色など、子どもたちを引き付けるビタミンカラーが多用されていて、大人にとっても見るだけで元気がもらえますね。

 

実は日本語版は「英語併記」なので、こちらだと日本語・英語両方を見ながら読んであげられるのでオススメです。

このお話は、夜寝る前の読み聞かせにピッタリの内容になっています。単純な内容だけど、娘たちもお気に入りで、何度も「読んで~」とせがまれました。
メイシーちゃんの持ち物や服、小物もすべておしゃれなので注目です。

絵本の効果

『おやすみなさいメイシーちゃん』の読み聞かせで期待される効果は次の3つです。

  • 就寝前のルーティンを確認することで、正しい生活習慣を身につける手助けになる
  • お子さんは、上記のルーティンの英語表現を知ることができる
  • 落ち着いた、眠りを誘う色味(濃い紫など)で、安眠効果もOK

リサひこうきにのる

犬?それともウサギ?

不思議なキャラクターのリサとガスパールシリーズから、『リサひこうきにのる』を紹介します。

 対象年齢:3~7歳 32ページ

作者について

  • アン・グットマンとゲオルグ・ハレンスレーベンの夫婦による共作であり、アンが文を担当し、ゲオルグが絵を担当している
  • 「リサとガスパール」シリーズ「ペネロペ」シリーズなどを共作している

リサとガスパール公式ホームページ

あらすじ

リサははじめて、ひとりぼっちで飛行機に乗ってたびに出発します。

ちょっぴり緊張ぎみだったけど、すてきなCAさんや魅力的な機内食ですっかりごきげんに。

すると機内で映画がはじまりました。

でもちっちゃなリサの席からはスクリーンが全然見えません!

そこで、リサはいいことをおもいつきますが……果たして上手くいくのでしょうか?

そして、ちゃんとニューヨークにたどり着けるのでしょうか?

注目ポイント

犬でもウサギでもない、未知の生物だけど、パリの住人であるリサガスパール(本作にはリサのみ登場)。

リサの元々のモデルは、夫のハレンスレーベンが妻のグットマンにクリスマスプレゼントとして贈った手帳に描かれていたイラストの生き物でした。

ぬいぐるみのように愛くるしいフォルムのリサは赤いマフラーをしていますが、実はこのマフラーも最初は赤色ではなかったのですよ(「リサとガスパールのであい」を読むとわかります!)。

リサは好奇心いっぱいで、ハプニングがおこったら、「ひゃー、やっちゃった」がお決まりのセリフ。

絶対にやるよやるよ~と先がわかっていても、そのシーンが来ると、子どもは大喜び!

そして解決策を思いつくと、「わたしってあったまいい!」って言う前向きでおしゃまなキャラクターです。

日本語訳もキュートで可愛いので参照してみてください。

本作は「リサとガスパール」シリーズの記念すべき第1弾作品。のちの「リサニューヨークへいく」に続きます。

何より「飛行機」「旅」にお子さんと思いをはせるのにぴったり!旅行好きなママの心も揺さぶられる名作です!

絵本の効果

『リサ飛行機に乗る』の読み聞かせで期待される効果は次の3つです。

  • リサの失敗してもくじけない強さが子どもに勇気を与える
  • わかっていても何度も見たくなるリサのやらかし名シーンは親子で笑ってストレス解消
  • 失敗してもしからず優しく助けてくれる大人がいるという安心感を与えてくれる

オススメ英語絵本②ディズニー絵本

映画やDVDで大人気のディズニーシリーズ。

映画やDVDなどの映像を楽しんだ後、ストーリーをお子さん向けにリライトした絵本を読み返すことで、作品を何度も味わうことができるメリットもあるようです。

カーズ

ご存じ、カーズのオリジナル版です。

疾走感あふれるドライビングシーンだけでなく、友情や人生の苦難を乗り越える主人公マックィーンや友人たちとの交流が見どころとなっています。

カーズオリジナルの表紙

英語版タイトル:Cars(Golden/Disney;Illustrated版2006/4/25)

対象年齢:3~7歳 24ページ

あらすじ

2006年公開の車(乗り物)をキャラクター化させたレーサーの話。

主人公は真っ赤なレーシーングカーのライトニング・マックィーン

レースでは常に上位につけ、ファンからの人気も絶大なものがありました。

しかし、自信過剰で自分勝手な性格のマックィーンには、友だちと言える存在はいませんでした

ピストンカップのシーズン最終レースで初の新人チャンピオンを狙うマックィーン

しかし3台が同時一着となり、一週間後カリフォルニアで決着をつけることになりました。

トレーラーに乗ってカリフォルニアへ移動中トラブルにあい迷子になってしまいます。

たどり着いたのはルート66にある田舎町「ラジエータースプリングス」。

レースが残っているからとカリフォルニアへ向かおうとあせったあげく、町の道路やものを壊してしまいました。

その結果、マックィーンは①町の道路を修理すること②修理が終わるまでその町で暮らすこと以上の条件をクリアしなくてはなりませんでした。

マックィーンは仕方なしにこの町に留まることになります。

町の皆に迷惑をかけてばかりのマックィーンが、どんなふうに純朴なこの町の車に心癒され、気持ちを入れ替えていくのでしょうか。

注目ポイント

やや英語は多めで難しいかもしれませんが、映画の内容を知っていれば、あとは挿絵が助けてくれます!

何度も登場するマックィーンの決め言葉kachow(日本語訳は『カッチャオ(勝つぞ)』)ですが、演じる俳優さんが思う「雷音」のイメージなんだそうです。

ライトニング(稲妻)・マックィーンですからね!

レースシーンは迫力満点。爽快感もありいろんな車が登場するのが見どころとなっています。

自意識過剰でワガママ、栄光にしか目がなかったマックィーンの心の変化に注目です!

1人じゃ生きてはいけない!気がついていないだけでいつも誰かに助けられていること。

人生に勝ち負けも大事だけれど、それ以上に大切なことを教えてくれる作品です。

絵本の効果

『カーズ』の読み聞かせで期待される効果は次の3つです。

  • 独特の味のある挿絵と変化のある文字が子どもの想像力を養う
  • 友情について考えさせてくれる
  • 主人公が成長し大事なことを学んでいく姿を通して、子ども自身も学んでいく

アナと雪の女王

大ヒットした『アナと雪の女王』の絵本版です。冬に読みたい絵本ですね。

 

対象年齢:2~5歳 24ページ

あらすじ

エルサアナはうつくしい王家の姉妹。触れるものを凍らせる“禁断の力”を持つ姉のエルサは、力を制御できずに真夏の王国を冬の世界へと変えてしまいます。

アナは行方不明になったエルサと王国を救うため、心やさしい山男のクリストフとトナカイのスヴェン、“夏に憧れる雪だるま”のオラフと一緒に旅に出ます。(Amazonホームページより)

注目ポイント

何と言っても、絵の美しさ、可愛らしさが魅力的な絵本です。

映画の思い出と共に名場面を見返すと良いですね(英文は長めなので要予習)。

いわゆる「お姫様が理想の王子様と結婚してめでたしめでたし」というこれまでのシンデレラ・ストーリーとは違います

触れるものを凍らせる特別な力を持つエルサ。一方、そんな姉を救おうとする明るく大胆で楽観的な妹アナ。この2人の姉妹愛(家族愛)を中心に描かれています。

また、エルサが自分の力で氷の宮殿を作り上げていくシーンのスケールの壮大さ

同時に俗世界との決別を意味するこのシーンは、悲しみと切なさと共に、力強さと清々しさがあります。

この2人の新しいプリンセス像がこのお話の大人気の秘密といえるでしょう。

絵本の効果

『アナと雪の女王』の読み聞かせで期待される効果は3つです。

  • 美しい絵が子どもの美的感覚を養う
  • 映画のシーンを思い起こすことで想像力を養う
  • エルサとアナの姿を通して姉妹愛(家族愛)の大切さを学ぶ

オススメ英語絵本③探す本

絵本の細部にわたって、たくさんしかけや発見のある絵本たちです。

ストーリーを追うふつうの絵本との違いは、見開き2ページだけで、長い時間楽しめるということです。

対象年齢を参考までに載せていますが、実際は年齢関係なく大人も楽しめるのが「探す本」のメリットです^^

「ミッケ」シリーズ

日本語版では「ミッケ!」というタイトルのかくれんぼ絵本となっている『I SPY』を紹介します。

「I SPY A DINOSAUR'S EYE」の表紙

英語版タイトル;I SPY A DINOSAUR’S EYE-beginning reader(Cartwheel books)(Scholastic 2008/5/1)

対象年齢:5~6歳 35ページ

注目ポイント

絵本といっても、これは「絵」でなく全て本物の写真であり、とにかく登場するアイテムの多さ!

そして各ページの舞台となる実物セットの作りの細やかさは脱帽ものです。

ページごとに探すアイテムとその数が課題として示されていて、それを見つけていきます。

また、全ページに共通するアイテムもいくつかあり、いつ開いても新しい発見があります。

絵本の効果

『I SPY』を読んで期待される効果は次の3つです。

  • 親子で助け合いながら見つけることで、人と協力する楽しさを学べる
  • 身近な英単語が知らぬ間に身につく
  • 各ページ指定のアイテムを探すことで、観察力と注意力が身につく

バムとケロのさむいあさ

非常に細かく絵が描かれていて、何度読んでも新しい発見のある楽しい絵本です。

対象年齢:3歳以上 32ページ

作者について

島田ゆか氏は1963年生まれ。東京デザイン専門学校グラフィックデザイン科卒業。食品のパッケージデザイン、書店アルバイトなどを経て絵本作家に。

2001年よりカナダ・オンタリオ州在住。

「バムとケロのにちようび」「バムとケロのおかいもの」などの「バムケロ」シリーズや、「かばんうりのガラゴ」「うちにかえったガラゴ」などの「ガラゴシリーズ」で有名。

島田ゆか氏公式ホームページ

あらすじ

穏やかな犬のバムと、「やりたいことは何でもやってみる」カエルのケロ

魅力的な主人公たちや、ストーリーとつながりがなさそうでありそうな、小さく愛らしいサブキャラクターたちが登場する人気の絵本の一つです。

寒い冬の朝。

池で遊ぼうと決めた犬のバムとカエルのケロは、スケートや釣りの道具を持って出かけていきます。

予想通りカチンコチンに池は凍りついていましたが、そこで見たものは、池の真ん中で動けなくなっているあひるのかいちゃん

2人は急いでかいちゃんを連れて帰り、お世話をし、回復させます。

新しくお友達になったかいちゃんが大好きでたまらないケロ

お部屋をメチャメチャに散らかしながらかいちゃんをもてなそうとします。

最後には予想出来ないような、まさかの展開が待っています!

絵本の効果

『バムとケロのさむいあさ』の読み聞かせで期待される効果は次の3つです。

  • 無邪気なケロのキャラクターとそれを受け止めるバムの愛情深さが心ゆたかな人格形成に役立つ
  • 読むたびに発見のある細部のしかけにより子どもの観察力が伸びる
  • ユーモアのセンスと優しい心が育つ

まとめ

オススメ英語絵本のカテゴリーをもう一度振り返ってみましょう。

  • オススメ英語絵本①人気作家の本
  • オススメ英語絵本②ディズニーの本
  • オススメ英語絵本③探す本

英語絵本は、お子さんの年齢や英語力のステージごとに、読み方も臨機応変に変えていく必要があります。

ぜひともお子さんをひざの上にのせて、スキンシップを取りながら英語絵本を読んであげてくださいね。

ママやパパに読み聞かせしてもらった経験は、お子さんにとって一生の宝ものになりますよ。

その一瞬一瞬をどうぞ親御さんも楽しんでいただきたいです^^

今回はご来店ありがとうございました。

またのご来店をお待ちしております。

 

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